【2023】F1第23戦アブダビGP決勝ハイライト

2023年のF1最終戦、アブダビGPのハイライトです。今シーズンはレッドブル1強でコンストラクターズチャンピオンは既に確定しましたが、それ以外は最後まで結果がわからない接戦ですね。最終戦のアブダビGPはどのような結果になったでしょうか。

2023年F1最終戦のアブダビGP

アブダビGPはアラブ首長国連邦のペルシャ湾に面したヤス島、ヤス・マリーナサーキットで開催されます。初開催は2009年で、2014年以降はシーズンを締めくくる最終戦を担うサーキットです。また、F1史上初のトワイライトレースが行われたグランプリでもありますね。

F1第23戦アブダビGPのハイライト

F1第23戦アブダビGPのハイライトを紹介。スターティンググリッドは以下の通りです。

スタート直後のハイライト

DAZNアブダビGP

P1のフェルスタッペンにP2ルクレールが仕掛けるが、なんとかトップを死守。一列後ろではノリスがラッセルを、その後方ではアロンソが角田をオーバーテイク。ヒュルケンベルグは13番手、アルボンは17番手に後退。その他大きなシャッフルはなく、スタートを切った。

1～10周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

角田は1周目のターン6で、アロンソを抜き返し6番手に戻る。ペレスがハミルトンをオーバーテイクしたり、ピアストリとラッセルが4番手争いでバトルを繰り広げるなど、上位勢のアクションが多くなった。また、タイヤを痛めたのかマグヌッセンが6周目にして早くもピットイン、リカルドは捨てバイザーがブレーキダクトに詰まるアクシデントで8周目にピットイン。

11～20周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

タイヤデグラデーションが予想以上にあるのか、13周目から各チームが続々と1回目のピットインをする。この時点で2ストップ戦略のチームが多く、ステイアウト組は角田、ストロール、サインツ、ボッタスの4台のみとなった。また、そのような展開もあり角田がキャリア初のラップリーダーに。

21～30周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

23周目にラップリーダーの角田、ストロールが1回目のピットイン。その後サインツも1回目のピットインを行い、残るボッタスは引き続きステイアウトを選択。全体的にタイヤマネジメントをしながら周回を重ね、各チームの出方をうかがうような落ち着いたレース展開となった。

31～40周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

32周目のリカルドを皮切りに、2ストップ戦略を採ったマシンが続々とピットイン。2ストップ勢が順調にペースを刻む展開になり、1ストップ勢にとっては苦しい展開になっていく。角田は3番手を走行していたが、どこまで粘れるか。

41～50周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

1ストップ勢が角田は7番手、サインツは10番手、ボッタスは18番手と順位を落としていく。上位争いではペレスがインから強引に仕掛けるが、曲がり切れずアウト側のノリスに接触し5秒ペナルティを受ける。

51～58周のレースハイライト

DAZNアブダビGP

コンストラクターズ2位を狙う2番手走行のルクレールが、ペレスの5秒ペナルティを利用した頭脳プレーをみせる。角田はアロンソにオーバーテイクを許し、続くハミルトンに一旦抜かれはしたが何とか8位を守り入賞。最終戦はフェルスタッペンが勝利し、23戦中19勝という歴史的な記録を作った。

■2023年アブダビGPの結果

2023年F1第23戦アブダビGPまとめ

王者フェルスタッペンが、最終戦アブダビGPも盤石な勝利を飾った。しかし、レッドブルを除くドライバーズ・コンストラクターズランキングが接戦で、見どころ満載のレースでした。また、世界中のファンが投票するドライバー・オブ・ザ・デイに、アルファタウリの角田が初選出。日本人ドライバーが主役の一人になったアブダビGPは、最後まで目が離せない最終戦となりました。